このブログは前回の続きです。
前回のブログを未読の方はこちらを読んでから読むことをお勧めします。
目次
◇キャンピングカーDIY手順2 内装剥がし
前回の記事で「内装を一気に剥がしてました!」と書きましたが、内装の剥がし方について説明します。(写真が残っていないので文章のみで失礼します。。。)
まず内張りを剥がすにあたって準備する物はこちらです。
- 内張りはがし
- ドライバーセット
- レンチ(私はラチェットレンチ12番/14番を使用)
- 根気!(重要)
内張りはがしは別のもので代用しようと思ってましたが、やはり専用の物があるとかなり便利でした!
ちなみに、運転席の天井は保安基準が少々面倒のため既存のものをそのまま使用していますので、同様にする場合、運転席の防振、断熱が不要な方はエアコン吹き出し口や運転席/助手席のシートベルト、ピラーカバー、サンバイザーを外す必要はありません。
それでは説明に移ります。
内装剥がし手順1!小物パーツ
いきなり大物…!といかずにまずは小物パーツから外します。
ドライバーを使用してサンバイザー、アシストグリップ、ルームライト(運転席、後部座席)、リアエアコンがついている場合天井のエアコン吹き出し口を外していきます。
①サンバイザー
こちらはドライバーで外すだけなので簡単です。
②アシストグリップ
かなり硬かったですが、カバーを開けてこちらもドライバーで2か所ネジを外すだけです。
③ルームライト
こちらもドライバーでネジを外してカプラーを引き抜くことで簡単に取り外せますが注意点が一つ!
スイッチのネジまで外すと小さいボールのような部品が落ちてスイッチが切り替えられなくなります。
私は見事にやらかしましたがリア側は別のライトを取り付ける予定だったので事なきを得ました笑
④リアエアコンの吹き出し口
左右の吹き出し口は外さず中央のスイッチが付いているカバーを外します。
ルームライト同様カプラーでつながっているのでそちらを引き抜けばOKです。
続けて空気入れのカバーも爪で引っかかっているだけなので外して、中のネジを外します。
内装剥がし手順2!シートベルトと後部座席
次にレンチを使用してシートベルトとリアシートを取り外します。
(シートベルトはかなり固く締めてあったので苦戦しました笑)
①運転席/助手席のシートベルト
ネジがカバーで隠れているのでドライバーを使ってカバーを外します。
こちらのネジはドライバーでなくレンチで外します。(12番を使用…したと思います)
②セパレートバーの受け
シートベルト下にセパレートバーの受けがありますのでそちらも外します。
ドライバーでネジを外せば簡単に取り外せます。
③後部座席のシートベルト
運転席/助手席のシートベルトと同様レンチでネジを外します。
④後部座席
14番のレンチで座席を繋いでいるネジを外せば簡単に取り外せます。
後部座席はかなり重たいので車体を傷つけないように丁寧に運び出しましょう。
内装剥がし手順3!内張り板
内張はがしを使用して内張クリップを抜き、内張り板をとります。
この内張クリップもかなり固く、力任せに引き抜くと折れてしまったりするので替えのものを準備しておいた方がいいかもしれません。
壁に木材を使用しておしゃれにしている方もいらっしゃいますが、
私の場合コスト削減の為外したクリップと内張板は再利用しました。
内装剥がし手順4!天井
天井とリアゲート付近のプラスチックのパーツを取り外します。
こちらはクリップでついているので力で引き抜きます!
天井に取り掛かる前に運転席のAピラー、Bピラーのカバーも外しておきましょう。
ピラーカバーは爪で引っかかっているだけなので簡単に取り外せます。
いよいよ天板を取り外します。
天井のクリップを内張りはがしで全て外し、荷室の天井を外します。
外す際にドアゴムの内側に入っているものはドアゴムを一部外していきます。
(ドアゴムは元の場所に押し付けることで戻すことができます。)
同じ手順で運転席の天板も外す事ができます。
が、私は運転席の天板は再利用予定でしたので全て外さずにしておきました。
外し終わった天井がこちらです!!
(初めてだったのでここまでで丸二日くらい掛かりました汗)
内装剥がし手順5!床
残すは床です。
サイドステップとリアゲート付近にカバーがあるので外します。
ネジでとまっているだけなのでドライバーで簡単に外せます。
次に後部座席があった部分に座席を固定する部品がついていると思うのでそちらを外します。
最後にマットを取っ払えば内装剥がしはすべて完了です!!
あ、タイヤハウスの部分も忘れずに外しましょう汗
◇キャンピングカーDIY手順3 制振と断熱
内装を剥がし終わったら今度は、制振と断熱を施します。
使用した制振シート、断熱材はこちら
参考までに制振シートは2つ購入しました。
・制振シート
・制振材を貼るためのローラー
・断熱材
また、どれくらい効果があるかわかりませんが断熱のためこちらのアルミシートも天井と床一面に貼っています。
STEP1.天井/壁/床に防振材を貼る
まずは天井に制振シートを貼っていきます。
後部だけでなく運転席にも忘れずに貼りましょう。
天井をぞうきんで綺麗に拭き取り、水分が乾いてから制振シートを写真のように貼っていきます。
貼る際はローラーを使用すると上手に貼れると思います!
制振シートを張る前は雨音が響いていましたが、張ることでかなり音が小さくなったと思います!!
録音しているわけではないのであくまで主観となりますが擬音で表現するとこんな感じです笑
張る前:ボーーーン
張った後:カン
伝わるかな(-"-)
続いて壁の部分
内張り板を剥がした奥はむき出しの鉄板です。
ここも音が響くのでできるだけ制振シートを貼っておきます。
スライドドアやリアゲートの内側も忘れずに貼っておきましょう。
最後に床ですが、
個人的にですが、正直あまり効果は感じられなかったので不要かと思います。
タイヤハウス付近を優先的に天井と壁に張り付けて余った部分を貼っていくといいでしょう。
STEP2.アルミシートを貼る
続いてアルミシートです。
アルミシートは銀色の面(アルミ面)が熱を反射します。
夏の暑さを対策したい場合は直射日光で熱くなった天井からの熱を反射する為、銀色の面(アルミ面)を鉄板に向けて貼ります。
逆に、冬は車内の熱を反射して外に逃げないようにする必要があるため、銀色の面(アルミ面)を内側に向けて貼ります。
私はアルミシートの内側に断熱材も入れる予定でしたので鉄板側に銀色の面(アルミ面)を向けて貼りました。
(これが正しいかは比較できていないのでわかりませんが…)
できるだけ鉄板むき出しの面は作りたくないので
天井、壁、床すべてを覆うようにアルミシートを貼っておきましょう!!
STEP3.断熱材を詰める
アルミシートが貼れたら、内張り板の内側に隙間に断熱材を詰めます。
かなり奥の方まで隙間があるので出来るだけ埋められるようにたくさん詰めましょう笑
また天井にも断熱材を使用するので天井分を残して断熱材を使用してくださいね。
STEP4.運転席の天井断熱
運転席の天板はそのまま使用するので後部座席より先に断熱を行います。
まず他部分と同様に制振シート→アルミシートを貼っておきます。
断熱材をテープで固定し運転席の頭上を断熱材で埋めましょう。
エアコン回りは熱が籠ると怖かったのでアルミシートのみに留めました。
断熱材をテープで固定できたら天板を戻します。
ピラーとアシストグリップ、サンバイザー、ルームライトを取り付け運転席の天板を固定し、運転席/助手席のシートベルトも元に戻します。
最後にリアエアコンを取り付ければ完了です。
STEP5.内張りを戻す
ここまでの工程が完了したら天板以外の内張りを取り外した手順と逆の手順で元に戻していきます。
床マットも元あったマットを戻しますが、私はさらに上からフローリングシートを敷きました。
フローリングシートは元あったマットで型取りを行いはさみで切りました!!
また、内張り板には壁紙シートを貼って(個人的に)おしゃれに仕上げました。
散らかってますがこんな感じです!
天井の断熱が残っていますが、長くなったのでPart2はこの辺で終わります。
Part3へ続く。。。