このブログは前回の続きです。
前回のブログを未読の方はこちらを読んでから読むことをお勧めします。
目次
◇キャンピングカーDIY手順6 内装を作る
何も考えずに好きなような内装を作成したいのですが、これはあくまで自動車です。
それにキャンピングカーでもない貨物車…。
内装を付けつつ貨物車の構造要件を満たさなければなりません。
今回は貨物車をベースにしているので考えなければならないのは次の通りです。
- 運転席より後方部分の過半数の面積が貨物積載部分である
- 貨物の積載面積が1㎡以上
- 積み下ろし開口部が縦横80cm以上
シートを新たに取り付けない限り運転席より後方部分の過半数の面積が貨物積載は問題なし、積み下ろし開口部はリアゲートが80×80cm以上あるので問題なしですが、内装作りでは貨物の積載面積が注意です。
貨物の積載面積は荷室の平らな箇所を測定します。(タイヤハウスも込み)
私の場合、(小心者で)積載面積で不安だった為、ベッドは積載物として扱えるように固定はしませんでした。
そのため車検の度に降ろす必要があります。
しかしギャレー、テーブル、電子レンジ、サブバッテリーは固定してそのまま車検を通せるようにしました。
(あまり載せすぎると構造変更後に車両総重量が上がるので税金が上がる可能性がありますのでご注意を!)
テーブルは天井の時にも使用したドリルねじで木材をハイエースの壁(鉄板)に打ち込んでます。
木材で骨組みを作成して机の天板は厚さ12mmの合板を使用
天板にAmazonで購入したシンクを穴をあけてはめ込んでます。(ここではまだ固定はしてません)
車内の限られた空間ですのでシンクのサイズは、大きすぎないサイズがおススメです。
私が購入したシンクは大きさはいいのですが深さがあってテーブルの高さが高くなり後悔してます。。。
テーブルは料理や結露したコップなどで濡れてしまうため、合板の上にさらに防水の化粧板を貼りました。
化粧板を合板と同じサイズにカッターでカットし、両面テープとボンドで合板と化粧板をガッチリくっつけて端の辺部分はプラスチックの部品(調べたらトラスコというものでした)をボンドでくっつけています。
私はシンクを合板と化粧板で挟み込むような形でくっつけ固定してます!
シンクと化粧板の隙間はシリコンでコーキング処理を実施
隙間があると水漏れが怖いのでたっぷりケチらずにコーキングを施しました。
続けてテーブルに重いものを乗せられるように、足周りの面部分を強化します。
柱間のサイズに合うようにあまった合板を切り仮合わせ。
(ついでに机の下は使い勝手がいいように棚等を検討)
また、私は電子レンジを乗せたまま車検を通したいので電子レンジを固定する必要があります。
電子レンジはネジとL字金具を使用して棚に固定できるようにしておきます。
机の横に合板を付ける前に机の下を整理しておきます。
それぞれ好きなように作ることができるのがDIYの醍醐味です!
私は机の下は、電子レンジ、サブバッテリー、清水タンク、汚水タンク、小物収納を想定していたのであらかじめそれらを配置。
(しっかり配置を考えておらず配線ケーブルのメンテナンス性が悪いですが…)
またこの段階でポンプと蛇口をホースで接続し配線を通し、ポンプのチェックと排水までの水漏れチェックを実施しました。
ちなみに私が使用している水回り品はこちらです。
(ポンプは安物だと壊れるので少し高いものがおススメです!)
シンク
ポンプ
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0098UFXK0/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o05_s00?ie=UTF8&psc=1
蛇口
欠品してましたが、スイッチ付きのものを購入。
スイッチ付きの物を購入すると蛇口を捻ったときだけポンプが作動するようにできる為ポンプ用のスイッチを準備する必要がなくなります。
使用するたびにスイッチを切り替えるのも面倒なのでスイッチ付きおススメです!!
さて、テーブルの話しに戻ります。
テーブルの面部分は合板そのままだと味気ないので水性塗料でぬりぬり。
(塗りは彼女がやってくれました。)
ひっくり返して芸術作品を作ったり笑
失敗もありましたが、このように可愛く塗ることができました!!
一度下塗りをし、乾かした後に二度塗りするときれいに濡れるようです。
あとは設計した通りに扉にしたい部分は蝶番で取り付けて・・・完成です!!
キャンピングカー作りも大詰め!
次回はよく使う物を収納するのに便利な吊り棚を作成します!
Part5へ続く。。。
---記事更新中---